嘘をつきました。ごめんなさい。 #採用時研修

 先日投稿したブログに、

弊社は（といってもどこもそうだと思いますが）新入社員、中途社員関わらず新しく入職したスタッフには必ず採用時研修を行っています。

と書きました。

採用時の研修の見直しをしています

拠点拡大に伴い、豊島区・北区・荒川区・板橋区で介護スタッフを随時募集しています。 #介護

marushimo.blogspot.com

ごめんなさい。これは嘘でした。具体的にどこが嘘かというと

（といってもどこもそうだと思いますが）

の部分です。公益財団法人 介護労働安定センターの令和元年度介護労働実態調査、介護労働者の就業実態と就業意識調査によると、なんと全体の49%が採用時研修を受けていないそうです。つまり約半数の介護従事者が採用時研修を受けていないということになります。非正規職員に限っては57.6％も受けておりません。

恐ろしい。

採用時研修は採用における最重要項目の一つだと思います。相談援助技術とか介護技術とか云々の前に、その企業の理念を理解しなければなりません。

企業理念や経営理念というものは、その企業が存在している理由や、実現したい未来は何なのか、行動指針は何なのかを文章化されたものです。

理念を理解していない、知らないという事はどういうことか。

それは企業の目的地を、目的地までの行動指針を知らずして働いているということ。

行先も分からず、どんな道程かも分からない「会社という乗り物」に乗った状態です。普通ありえないでしょう。皆さん目的地があって家を出て電車に乗ってでかけるのに。

「どこに行くか分からないけど乗る？」って言われて乗らないでしょう(笑)

ここをやらないと、職員は定着しないのですよ。辞めた理由の第三位が理念に共感できなかった、でやめることも判明してます。

まぁ様々な理由（研修できる人がいない、時間がない）があるとは思いますが、時間と労力をひねり出して行うだけの価値はあると思うのですけれどね。