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現場ケアマネが考える真の地域ケアとは~豊中追悼編

先日、マルシモの顧問のお母様が逝去され、
急遽大阪に行って参りました。
そこで地域ケアについていろいろ考えました。

お分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、
『マルシモデイサービス豊中亭』の大家さんです。

そもそも、お母様はご自宅を何十年と守り、
ご近所付き合いを大切にしてこられました。
そして、ご家族がその意志を継いで、
遠く離れていても、近くにいるかのように、
ご自宅とご近所付き合いをまた、大切にしてこられました。

そして…
私共マルシモが更にその意志を受け継いで、
デイサービスに形を変え、
ご近所様に支えられながら、今日があります。

間違いなく、マルシモ豊中亭の正真正銘の『母』です。

お通夜。
凛とした、清らかなお母様、
温かいご家族、
そして、ご近所の方々…
淋しくも、温かな雰囲気。

そこに、マルシモ豊中亭からも
制服姿で浅野管理者が駆けつけていました。

何でも豊中亭から外を眺めていたスタッフが、
ご近所の方々喪服を来て続々と一緒にでかけている光景が見えたそうで、
異変を感じ教えてくれたとか。

…お通夜終わったあと、
ご近所の方の1人が制服姿の浅野管理者を見つけて、挨拶してくださいました。
また、更に…
仕事を終え、自宅に戻ったスタッフから、
一目お母様へお別れの挨拶をしたいと管理者に連絡が入りました。


当初、豊中亭を開くときに、
いつか、この日が来たら、お母様をご自宅からお送りしたいと、
スタッフ全員が思っていました。

違う形にはなりましたが、心は一つ。
ご近所の方々ともに、
お母様に今までの感謝をお伝え出来て、有り難かったです。

そして、新たな決意。
これからも、豊中亭を
ご近所の方々が気軽に立ち寄れる、
『集いの処』として、続けていく。
地域にもっと、もっと根ざして一緒に歴史を作っていきたい。
これこそが、地域ケアではないかと、、、

お母様、ご冥福を改めてお祈り申し上げます。

マルシモケアプランサービスケアマネ 下地由美子





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