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介護の尊厳

今日は4月1日。
心新たに、また今日から頑張ろう!という思いになりますね。

そんな、今日はいきなり深いテーマ『尊厳』について。

何で、こんな話題?と思うかも知れませんが、
あるお客様のご家族と話していて、ふと、この話題になり・・・

そのお客様のご家族は、ご本人の尊厳を守るべく、
最期までお母様に尽くされました。
いろいろな困難な状況下でも、試行錯誤されながら、
前向きに視点を変え、お客様というよりは同業者なのかと思うほど。
例えるなら爽やかな風のようなご家族。
私はご家族と話すと気分が明るくなりました。

そのご家族と生前のご本人や介護についての話題。

生前お母様が3年前に書かれた水彩画、素敵です。

お母様はご病気を持ちつつも、旅行に行ったり、家でお孫さんやご家族と生活され、
時々デイサービスに行ったり、
体調が良いときには頑張って歩いたり・・・

それにはご家族の介護があったから。
しかし、それだけでなく、母親の役割りを子供であるご家族が本当に大切にしていたから出来た事なのです。
言い合ったり、笑ったり、怒られてみたり・・・

よく、尊厳は最期に管をつけるか人工呼吸器をつけるか、外すかなどのことが、一般的には主流になりますが、介護では「その人らしさ」「生き方」「役割り」が尊厳の意味のような気がします。
(多分、もっと教科書には良い言葉で説明しているかと思いますが、ご勘弁を。)

改めて介護保険法を見直しました。

介護保険でも介護保険法第一章総則、第1条(目的)で以下示されています。

 「この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。」

久しぶりに読みました、書いてあったんですね!

忘れていました(汗)

教科書よりもお客様から教わる事の方が本当に多いです。

平成12年4月1日介護保険制度施行され、今日でまる13年。

改めて、お客様の尊厳をこれからも大切にしていきたいと思うのでした。

マルシモケアプランサービス下地



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